白亜紀　虫入り　ビルマ琥珀　カメムシの新科 Berstidae！！　バーマイト

約1億年前（98.89+/-0.62 Ma）に起源をもつ、恐竜時代のビルマ琥珀（バーマイト）の虫入りです。 
 
体長2ｍｍの Bersta sp. cf. vampirica（科の和名なし Berstidae）の成虫が含まれています。 
 
一見甲虫に見えるかもしれませんが、カスミカメムシ上科 に属するつい2020年に創設された、ビルマ琥珀に固有のカメムシの新しい科です。なかでもグンバイムシ科の姉妹群ではないかと推定されています。甲虫との全体的な形態上の類似性から、ある種の甲虫に擬態してそれを捕食していたのではないかとも推定されています。同属の2種が知られますが、都合わずか3頭で記載された大珍品です。いずれにせよ発見されたばかりで未知の点が多く学術上も重要で、カメムシ屋のみならず珍奇昆虫コレクターの興味をそそるタクソンでしょう。 
 
ほかに体長1.5ｍｍの Anthicinae亜科のアリモドキ（甲虫です。この亜科は極稀です）と、体長1.5ｍｍの寄生蜂が含まれています。 
 
琥珀の大きさ：16.5ｘ13.5ｘ4.5ｍｍ 
＃6726 
 
画像1：Berstidae背面・腹面（画像上）、自然光+黒背景での琥珀全形（画像下） 
画像2～3：Berstidae背面 
画像4：Berstidae腹面 
画像5：アリモドキ（甲虫） 
画像6：寄生蜂 
画像7：透過光 
画像8：自然光・白背景 
画像9：自然光 ・手のひら 
画像10：自然光・白タイル背景 
画像11：自然光・黒背景での蛍光反応 
画像12：UVライト（375nm）照射時の青色蛍光 
 
普通郵便に簡易書留をつけて発送いたします。 
 
別に出品している Bersta個体（#6612）と比べると、どちらも虫自体の状態は良いのですが（ただしこちらの個体は腹節が黄鉄鉱で部分的にコーティングされているようです）、琥珀に少し濁りがあります。
12285円白亜紀　虫入り　ビルマ琥珀　カメムシの新科 Berstidae！！　バーマイトおもちゃ・ホビー・グッズコレクション